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物を捨てられない人の6つの心理的原因を解説|捨てるための考え方と具体的な方法

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物を捨てられない人の6つの心理的原因を解説|捨てるための考え方と具体的な方法
  • 物を片付けたいのにどこから手をつければいいのかわからない
  • まだ使える物だと思うともったいなくて捨てられない
  • 物を捨てたあとに後悔しないか不安になる

部屋に物があふれていて「捨てたい」と考えているのに、物を捨てられずに悩んでいる人は多いです。部屋が片付かない原因は、物を手放せないという心の迷いが影響しています。

物が捨てられないのは意志が弱いからではなく、いくつかの心理的な原因があります。「高かったから」「使うかもしれない」「もったいない」といった気持ちが物を捨てづらくしています。気持ちの整理ができないままでいると、物が増え続けてしまい、部屋が物であふれて心の余裕が失われていきます。

この記事では、物を捨てられない心理的原因を解説し、無理なく物を捨てられるようになる心構えや具体的なコツを紹介します。

記事の結論

物が捨てられない原因には、心理的な原因が大きく影響しています。物が捨てられない心理を理解し、自分のペースで小さな場所から少しずつ片付けを始めましょう。一度に完璧を目指す必要はありません。自分に合った、無理のない方法で継続的に取り組めば達成感が得られます。

物を捨てられない6つの心理的原因

物を捨てられない心理的原因は以下のとおりです。

  • まだ使えるのに捨てるのはもったいない
  • 今後使うかもしれない不安がある
  • 完璧主義や執着心が決断を鈍らせる
  • 親や育った環境の影響を受けている
  • 過去に物を捨てて後悔したことがある
  • 物を捨てられない人は性格が影響している

まだ使えるのに捨てるのはもったいない

まだ使える物を、もったいないと感じて捨てられずにいる人は多いです。しかし、いつか使うかもと取っておいた物の多くは、実際にはほとんど使われず、部屋に物がたまっていきます。物を捨てることは「もったいない」ではなく「暮らしやすくするために行動をしている」と考えましょう。

高価な物や人からもらった物は、捨てるのがもったいないと思うことに加えて罪悪感も感じて、捨てる判断が難しくなります。物を大事にする気持ちは大切ですが、今の自分にとって役に立つ物かどうか考え直してみましょう。

副管理人サキ
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ただ捨てるのではなく、誰かに譲ったり、リサイクルに出したりすれば、後悔や罪悪感を減らせます。

今後使うかもしれない不安がある

今後使うかもしれないと思って物が捨てられなかったり、捨てたら後悔しそうと感じたりして、捨てる判断ができない人は多いです。捨てずに取っておいた物の多くは、実際には何年も使われずにしまわれたままになりがちです。

物を捨てる時に今後使うかもしれないと不安になった場合、未来の自分が実際に使っているかを想像してください。取っておいた物を具体的に使っているイメージがわかず、なくても困らなかったと気づける場合があります。今後使うかもしれない不安を取り除くと、意外と多くの物が捨てられるようになります。
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完璧主義や執着心が決断を鈍らせる

片付け中に物が捨てられない人の中には「全部一気にきれいにしないと意味がない」と思い込んでしまう完璧主義の人が多くいます。「これは高かったから」「思い出があるから」などの理由で、物への執着が強い人も、なかなか捨てる決断ができません。

管理人トシロー
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まずは引き出し一段だけなど、小さな範囲から始めてみましょう。完璧を求めず、自分に合ったペースで進めるのが大切です。

親や育った環境の影響を受けている

物をなかなか捨てられない人は、自分の性格だけでなく、育った家庭環境の影響を大きく受けている場合があります。「捨てるなんてもったいない」という価値観を持つ親のもとで育つと、親の考え方を無意識に引き継いでいるケースが多いです。

物があふれる環境で育つと、物が多いのが当たり前になり、整理する習慣が身につかないまま大人になります。育った環境を意識すれば、物への考え方を見直すきっかけになります。

過去に捨てて後悔したことがある

過去に物を捨てて後悔した経験があると、同じ思いをしたくないという気持ちが強く、物が捨てられなくなる場合があります。また同じ失敗をするかもしれないと不安になり、物を捨てる判断ができなくなります。不要な物まで残してしまい、家の中に物がどんどん増えていきます。

過去の失敗を引きずるのではなく、今の自分にとって必要かどうかを基準に考えることが大切です。

物を捨てられない人は性格が影響している

物を捨てられない心理には、その人の性格も影響します。一般的に物を捨てられない人の特徴として指摘されるのは以下の5点です。

  • 過去の思い出や安心感を求めて物に強く執着する
  • 持ち物一つひとつに過剰な価値や意味を感じてしまう
  • 物を捨てること自体に不安や心配を覚える
  • 物が捨てられない自分に対して罪悪感を抱きやすい
  • 持ち物を管理することで自己肯定感を得ている

上記に当てはまる人は、優柔不断で、決断を先延ばしにしてしまう場合が多いです。必要か不要かをすぐ判断できず、考え込むうちに行動できなくなります。自分の性格を理解し、捨てられない傾向があると自覚するのが、解決への第一歩です。

物を捨てられないデメリット

物を捨てられないデメリットは以下のとおりです。

  • スペースが圧迫される
  • ストレスの原因になる
  • 経済的な負担が増える

スペースが圧迫される

物を捨てられないと、どんどん物が増えていき、部屋のスペースがせまくなってしまいます。物が収納に入りきらなくなると、床や机の上に物が積まれ、歩く場所もせまく感じるようになります。本来の生活するスペースが物にうばわれてしまうと、快適な暮らしができなくなります。
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ストレスの原因になる

物が多くて散らかった部屋にいると、無意識のうちにストレスを感じる場合があります。視界にたくさんの物が入ると、頭の中が混乱し、気持ちが落ち着きません。片付けなきゃと思いながら何もできない状態が続くと、自己嫌悪やイライラの原因になります。

物が多すぎると、必要な物がどこにあるのか分からなくなり、探し物に時間がかかってしまいます。毎回探すたびにイライラしたり、時間に追われたりするのはストレスの原因です。物を減らせば、探し物の手間も減り心に余裕が持てます。

管理人トシロー
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ストレスを減らすためにも、まずは身の回りの物を見直すのが大切です。

経済的な負担が増える

物が多すぎると、自分が何を持っているのか把握しきれなくなります。持ち物が分からず、同じような物を何度も買ってしまったり、使わないまま劣化して無駄になったりする場合もあります。無駄な出費が積み重なると、経済的な負担は大きです。

副管理人サキ
副管理人サキ

物を減らせば収納グッズを買い足さずに済み、お金の節約にもつながります。

物を捨てられない心理を克服する方法

捨てられない心理を克服する心構えは以下のとおりです。

  • 捨てられない罪悪感や不安と向き合う
  • 過去や未来にとらわれず今を優先する
  • 買った物の失敗を受け入れ次に活かす

捨てられない罪悪感や不安と向き合う

物を捨てようとすると「もったいない」「後で必要になるかも」といった罪悪感や不安が湧いてくる場合があります。人からもらった物や高価な物ほど、罪悪感や不安な気持ちは強くなりがちです。しかし、いつまでも不安にとらわれていると、物は増え続けます。

今の自分にとって本当に必要かどうかで判断するのが重要です。自分の感情と向き合い気持ちを整理すれば、物を捨てる決断が少しずつ持てるようになります。

過去や未来にとらわれず今を優先する

物が捨てられない理由の多くは、過去への執着や未来への不安にあります。「高かったから」「思い出があるから」「いつか使うかもしれない」と物を手放せず持ち続けると、どんどん増えてしまいます。しかし、本当に大切なのは今の自分が必要としているかです。

過去や未来にとらわれすぎず、今の暮らしや気持ちを基準にして物と向き合うのが大切です。今を優先すれば、空間や心に余裕が生まれ、暮らしの質も大きく変わります。物を捨てるのは過去を否定するのではなく、今の自分を大切にする前向きな行動です。

副管理人サキ
副管理人サキ

今の自分にとって価値の低い物から優先的に減らせば、物への執着を少しずつ手放せるようになります。

買った物の失敗を受け入れ次に活かす

買い物をした後、思ったように使えなかったり、好みに合わなかったりすると「失敗した」と感じて落ち込む場合があります。無理に使い続けたり「もったいない」という気持ちから捨てられずに収納してしまうと、気づかないうちに物が増える原因になります。

大切なのは、使わなかった原因や、どこが自分に合わなかったのかを冷静に振り返ることです。振り返りを通して、自分の生活スタイルや本当に必要な物が見えてきます。買い物の失敗を次に活かせば、物選びの力がつき、無駄な物を増やさない暮らしにつながります。

物を捨てる具体的なコツ

物を捨てる具体的なコツは以下のとおりです。

  • 物を捨てるルールを決める
  • 小さな場所から始める
  • 捨てるか迷う物は保留期間を設ける
  • 自分のペースで継続的に行う
  • 収納を増やさず物の増加を抑える

物を捨てるルールを決める

物を捨てるにはルールを決め、基準を明確にすれば迷いが減り作業がスムーズに進みます。以下は、物を効率よく捨てるためのルールの一例です。

1年使っていない物は捨てる
1年以上使っていない物は、今後も使う可能性が低いため捨てる判断基準になる
新しい物を1つ買ったら手持ちの2つを処分する
新しい物を1つ買ったら、手持ちの2つを処分するルールを決めると物が増えすぎるのを防げる
壊れている物や動かない物は迷わず捨てる
壊れている物や、修理せず放置している物は、今後も使わない可能性が高いため捨てる判断基準になる
同じ用途の物を複数持っている場合は減らす
同じ用途の物は使う頻度やお気に入りを基準にして、必要な物だけ残す

上記のような基準をあらかじめ決めておくと、捨てる物と残す物の線引きが明確になります。自分にとって無理のないルールを作れば、判断に迷ったときにルールをもとに考えられるため、気持ちがブレずに行動できます。
» 断捨離で捨てるべきものとは?後悔しない断捨離のコツ

小さな場所から始める

片付けを始めるときは、小さな場所から取りかかるのが効果的です。引き出し一つや机の上など、狭い範囲を片付けると、短時間で達成感を得られ、気持ちを保ちながら続けやすくなります。無理なく少しずつ進めていけば、家全体の整理にもつながっていきます。

物を捨てられない人ほど「全部片付けきる自信がない」と構えてしまいがちですが、最初から完璧を目指す必要はありません。少しずつ進めるほうが成功しやすく、無理なく続けられます。

捨てるか迷う物は保留期間を設ける

捨てるかどうか迷ったときは、すぐに決断せず保留期間を設けましょう。保留用の箱を用意して、迷った物を箱に入れておきます。1か月後や3か月後など、自分で決めた期間が過ぎたら、改めて中身を見直してみましょう。

保留期間中に存在を忘れていた物や、なくても困らなかった物は、捨てる判断がしやすくなります。迷うまま持ち続けるより、保留期間を設けると気持ちの整理がしやすくなります。完璧に捨てるのを目指すのではなく、自分のペースで少しずつ捨てましょう。

自分のペースで継続的に行う

片付けを成功させるためには、自分のペースで無理なく続けるのが大切です。最初から完璧を目指したり、一度にすべてを片付けようとすると、疲れて途中で挫折してしまう場合があります。片付けは一度で終わらせるのではなく、生活の中で少しずつ見直し、習慣として取り入れましょう。

引き出しひとつだけ週末に10分だけなど、小さな行動から始めれば心の負担も少なく、片付けを続けやすくなります。自分の生活スタイルや気持ちに合わせたペースで進めるのが、片付けを継続させるコツです。

収納を増やさず物の増加を抑える

片付けで物を減らしたあとは、整理された状態を保つのが大切です。しかし、収納用品を新たに買い足してしまうと、物を詰め込みすぎて、以前のように物が増えてしまう場合があります。収納スペースが広がると、まだ入るから大丈夫と油断しやすくなり、気づかないうちに持ち物が増えてしまいます。

片付けたあとは、今ある収納に収まる分だけの物を持つ意識が大切です。収納が足りないと感じたときは、持ち物の見直しをし、収納を増やすのではなく持ち物の量を調整しましょう。

管理人トシロー
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持ち物に合わせた収納で暮らせば、片付けた状態を維持しやすくなります。

まとめ|心理的原因を解決すれば物を捨てられる

物が捨てられないのは「もったいない」気持ちや過去への執着、不安を感じやすい性格などが原因になっている場合が多いです。大切なのは、自分の気持ちにしっかり向き合い、なぜ物を捨てられないのかを理解することです。

以下は自分の気持ちと向き合い、物を捨てられない心理を克服する心構えの例です

  • 捨てられない罪悪感・不安と向き合う
  • 過去や未来にとらわれず今を優先する
  • 買った物の失敗を受け入れ次に活かす

自分がなぜ捨てられないのか、理由を冷静に見つめ直し、小さな場所から片付けを始めましょう。物を捨てるルールを決めたり、捨てるか迷う物は保留期間を設けたりすれば、判断しやすくなります。自分に合った方法で進めると不安が和らぎ、安心感や達成感も得られるようになります。

副管理人サキ
副管理人サキ

物を捨てるのは、ただの片づけではなく、自分の気持ちと向き合う時間でもあります。不要な物を減らすほど、日々の生活が過ごしやすくなります。