広告を含みます

- 洗濯機を売るおすすめの方法を知りたい
- 洗濯機をなるべく高く売る方法を知りたい
- 自分の家の洗濯機が売れるのかわからない
洗濯機を売るとき、売り方や買取価格の相場がわからず悩む人は多いです。いざ売ろうとしても、出張買取やリサイクルショップへの持ち込みなど、売る方法も複数あるため迷ってしまいがちです。

古物商として1,000点以上の商品の仕入れや査定を行ってきた管理人が解説します。
この記事では、洗濯機を高く売るためのコツや売れなくなるリスクを避けるためのポイントを解説します。記事を読めば、自分の家にある洗濯機が売れるのかが事前に把握でき、より高く売るための準備の方法も知ることができます。
記事の結論
洗濯機は製造されてから5年位内までが売れる目安です。ただし、ドラム式洗濯機や高性能のモデルであれば製造から7~10年経過していても売れる可能性はあります。洗濯機は大きさや重量もあるので、出張買取が最もおすすめの売却方法です。
洗濯機を売る前の基本知識

洗濯機を売る前の基本知識は以下のとおりです。
- 洗濯機の買取価格が決まる3つのポイント|製造年・メーカー・状態
- 買取対象になる洗濯機メーカー一覧
- 【タイプ・メーカー別】洗濯機の買取相場を公開
洗濯機の買取価格が決まる3つのポイント|製造年・メーカー・状態
洗濯機の査定額は以下の内容で決まります。
- 製造年
- 新しいほど高価。5年以内なら高額査定が期待できる。売れる目安は7~10年まで
- メーカー
- 国内メーカーほど需要が高い。海外高級メーカーも高値買取が期待できる
- 状態
- 清潔で故障していない状態が理想。傷やカビなどがあると減額対象
洗濯機全体の中古相場は新品価格の約10分の1程度が一つの目安とされています。
買取対象になる洗濯機メーカー一覧

国内大手メーカー製の洗濯機は中古市場でも安定した需要があり、高額買取が期待できます。主な買取対象の国内メーカーは以下のとおりです。
- パナソニック(Panasonic)
- 日立(HITACHI)
- 東芝(TOSHIBA)
- シャープ(SHARP)
- ミーレ(Miele)
- スメッグ(SMEG)
- ハイアール(Haier)
- ハイセンス(Hisense)
上記以外にも、基本的には製造から5年以内で正常動作する製品であれば多くのメーカーが買取可能です。
【タイプ・メーカー別】洗濯機の買取相場を公開
洗濯機は縦型よりドラム式の方が高額になりやすく、容量が大きく新しいモデルほど高値で買い取られます。容量10kg以上の最新ドラム式なら、中古でも数十万円になることもあります。
発売から数年経過したモデルや小型容量の洗濯機では、数千円~数万円台が一般的な買取価格帯です。以下に、3年以内の製品を対象に、容量別およびドラム式・縦型のタイプ別で、おおよその買取相場をまとめました。
メーカー | 縦型(5~7kg) | 縦型(8kg以上) | ドラム式(5~7kg) | ドラム式(8kg以上) |
パナソニック | ~5,000円以下 | ~10,000円程前後 | ~16,000円以上 | ~50,000円以上 |
日立 | ~3,000円程度 | ~10,000円程度 | ~15,000円以上 | ~60,000円程度 |
東芝 | ~5,000円以下 | ~10,000円程度 | ~25,000円程度 | ~50,000円程度 |
シャープ | 1,000〜12,000円程度 | 20,000円程度 | ~30,000円程度 | ~50,000円程度 |
ミーレ | データなし | データなし | ~30,000円前後 | ~60,000円前後 |
スメッグ | データなし | データなし | ~50,000円程度 | ~50,000円程度 |
ハイアール | 1,000〜1,500円程度 | ~2,000円程度 | データなし | データなし |
ハイセンス | 1,000〜1,500円程度 | ~2,000円程度 | データなし | データなし |
10kg以上のモデルやハイエンドのモデルでは、買取価格が100,000円を超えることもあります。売却前にご自身の洗濯機のおおよその相場を確認しておくと安心です。
売れなくなるリスクを避ける5つの注意点

売れなくなるリスクを避ける5つの注意点は以下のとおりです。
- 製造年は5年以内が買取可能目安|製造年の簡単な調べ方
- 屋内使用していたものが前提|屋外使用だと買取不可の場合あり
- 付属品を揃える|ホース・フィルターは査定に大きく影響する
- ドラム式洗濯機は「輸送用金具」が必須
- 動作確認に備えて査定日まで洗濯機を取り外さない
製造年は5年以内が買取可能目安|製造年の簡単な調べ方
中古の洗濯機を高く売るには、製造から5年以内であることが一つの目安です。5年以上経過すると買取価格が大きく下がるか、買取自体が難しくなるケースが増えます。
単身者向けの小型容量(5kg未満)の洗濯機は5年超でほぼ値が付かなくなる傾向があります。容量5kg以上のファミリー向けやドラム式、人気モデルなどは5年を多少過ぎていても買い取ってもらえることは多いです。年式が古いほど査定額は低くなるため、できるだけ製造から5年以内に売却しましょう。

乾燥機能や洗剤自動投入など高機能なドラム式洗濯機は製造7~10年程度まで買取されています。
製造年は洗濯機本体に貼られている品質表示ラベルで確認できます。本体の側面や背面、フタの裏側などにメーカー名・型番とともに「○○年製造」などと記載があります。

屋内使用していたものが前提|屋外使用だと買取不可の場合あり

買取できる洗濯機は、基本的に屋内設置で使用されていたものです。屋外で使用した洗濯機は雨風や直射日光にさらされることで外装は著しく劣化します。ベランダや屋外廊下など屋外で使用していた洗濯機は年式が新しく動作に問題がなくても買取不可になるケースが多いです。
屋内設置できない住環境の場合は、防護カバーでホコリや日光・雨水の侵入を防ぐなど状態維持に努めましょう。これから洗濯機を買って、のちのち売却を考えている方は、屋外使用だと売却できない可能性がある点に注意してください。
付属品を揃える|ホース・フィルターは査定に大きく影響する
査定前には、以下の付属品を可能な限り揃えてください。
- 給水ホース
- 排水ホース
- 糸くずフィルター
- 取扱説明書・保証書
ホース類がないと再販時に業者が用意する費用が発生するため、査定額が下がってしまいます。糸くずフィルターも重要でです。糸くずフィルターがないと正常な動作ができず、商品価値が下がります。紛失した場合は互換品でも良いので、用意するようにしましょう。
取扱説明書や保証書などが揃っていると、次の購入者が安心できるため査定額アップにつながります。査定前に自宅の箱や収納棚をチェックし、付属品を揃えておきましょう。

付属品が欠品している場合はメーカーに問い合わせれば、数百円~千円程度で取り寄せられることがあります。
排水エルボは洗濯機の付属品ではないので注意
洗濯機の売却時「排水エルボ」というL字型のパーツは引き渡し不要です。排水エルボは、洗濯機の排水ホースと床の排水口をつなぐ部品で、洗濯機の部品ではなく住宅設備の一部です。
エルボを洗濯機と一緒に持ち出すと排水口が開いたままになり、下水の臭いや害虫発生の原因になります。買取業者へ売却するとき、誤って引き渡さないよう注意しましょう。

ドラム式洗濯機は「輸送用金具」が必須
ドラム式洗濯機の査定では「輸送用金具(輸送用の金属製固定ボルト)」が重要です。輸送用金具は、搬送時に内部のドラムを固定して故障を防ぐための部品です。輸送用金具は購入して家に設置したときに外してしまうため、そのまま紛失する方も多くいます。

輸送用金具がない場合は査定額が下がるか、買取ができない場合もあります。
紛失していても、輸送用金具はメーカーや販売店に問い合わせれば数百円~千円程度で購入可能です。査定までに購入が間に合わない場合は、必ず事前に「輸送用金具なし」を伝えましょう。業者によっては代替措置をとってくれる場合があります。
動作確認に備えて査定日まで洗濯機を取り外さない
査定時には動作確認が必要なので、洗濯機は業者が引き取りにくるまで現状のまま設置しておきましょう。自身で取り外しなどをしてしまうと、故障や破損の原因にもつながります。
どうしても事前に外さなければならない事情がある場合は、買取業者にどのような対応をすればよいか確認してください。しかし、現物確認に勝るものはないため、可能な限り査定員立ち会いのもとで取り外し作業を行うようにしましょう。
洗濯機の査定額をアップさせる3つのコツ

洗濯機の査定額をアップさせる3つのコツは以下のとおりです。
- 査定前にできる簡単な清掃テクニック|外観と内部をキレイに
- 複数の業者に相見積もりを取る|無料査定を利用して損をしないコツ
- 買取価格が高くなるタイミングで売る
査定前にできる簡単な清掃テクニック|外観と内部をキレイに
洗濯機を高く売るには査定前のクリーニングが重要です。ホコリまみれ・汚れだらけの状態では、年式が新しく人気機種でも買取業者の評価は下がってしまいます。外観や内部が綺麗で清潔な洗濯機は印象が良く、高査定につながりやすくなります。
「多少汚れていても業者が清掃するだろう」と放置せず、以下の簡単な清掃テクニックを実践してみましょう。
- 外観の拭き掃除
- 本体表面や天板、操作パネルの汚れを中性洗剤を薄めた布で丁寧に拭き取る
- ホコリの除去
- フィルター周りに溜まった糸くずや、背面の排気口・通気口のホコリなどは掃除機で吸い取る
- 洗濯槽内部の洗浄
- 洗濯槽は浴室用中性洗剤や重曹水などで洗浄し、塩素系カビ取り剤は槽を傷めるので使用しない
- 細部の手入れ
- ゴムパッキンや洗剤投入口も汚れやすいため、取り外せる部品は外して水洗いする
簡単な清掃を行うだけでも見違えるほど綺麗になります。年式は新しくても内部に柔軟剤汚れがベッタリ付着しているような状態では高額査定は望めません。多少古くてもピカピカに手入れされていれば、業者の印象が良くなり査定額アップが期待できます。時間があれば、可能な範囲できれいにしておきましょう。
複数の業者に相見積もりを取る|無料査定を利用して損をしないコツ

洗濯機を少しでも高く売るには、複数の業者から相見積もりを取る方法が効果的です。買取業者によって査定基準や買取価格が異なり、業者間で数千~1万円以上の差がつくことも多いです。1社に査定してもらった金額ですぐに売却を決めてしまうと、損をしてしまう可能性もあります。
洗濯機の買取では、多くの業者が無料査定を実施しています。電話やLINE、メールなどで型番や状態を伝えるだけで簡単に査定額の確認が可能です。

相見積もりは洗濯機をより高く売るための基本です。
相見積もりを取った際には、一番高い査定額を他の業者に伝えて交渉材料として利用するのもおすすめです。競争意識が働き、査定額をさらにアップしてくれる場合もあります。無料査定を賢く利用して、より高値で売るようにしましょう。
買取価格が高くなるタイミングで売る

買取額の増減がある季節は以下のとおりです。
- 【高くなる】2~3月の引っ越しシーズン
- 【高くなる】7~8月の夏真っ盛りの時期
- 【安くなる】初夏(5月~6月)や、秋口(9月~10月)
【高くなる】2~3月の引っ越しシーズン
洗濯機の需要がピークとなり高く売れるのが2~3月の引っ越しシーズンです。進学や就職、転勤などで新生活を始める人が増える時期で、中古家電市場でも洗濯機の需要が一年で最も高まります。2~3月は買取強化キャンペーンを行う業者も多く、普段より高い買取価格が付きやすくなります。
【高くなる】7~8月の夏真っ盛りの時期

7~8月の夏真っ盛りの時期も洗濯機の需要が増えて、高く売れる時期です。夏は暑さで汗をかく機会が増え洗濯頻度が上がります。洗濯物の量も増え、気温も高いため洗濯機の突然の故障なども増える時期です。夏のボーナスもあるため洗濯機の買い替えも多く、7~8月に向けて買取を強化する業者もあります。
【安くなる】初夏(5~6月)、秋口(9~10月)
初夏(5~6月頭頃)や、秋口(9~10月頃)は需要が落ち着き、買取価格が安くなります。可能であれば5~6月頭頃や9~10月頃の売却は避けるようにしましょう。
売る時期で査定額が1万円以上変わることもあります。まだ使えるからと売却を先延ばしにしていると年式も古くなり価値が下がってしまいます。需要が高いうちに早めに売却することが高値を引き出すコツです。
洗濯機買取の方法別メリット・デメリット

洗濯機買取の方法別メリット・デメリットは以下のとおりです。
- 出張買取のメリット・デメリット★おすすめ★
- 店舗持ち込みのメリット・デメリット
- フリマ/オークションアプリのメリット・デメリット
出張買取のメリット・デメリット★おすすめ★
洗濯機を売る方法でおすすめは「出張買取」です。出張買取は、買取業者が自宅まで来て査定・引き取りを行います。洗濯機の売却方法のなかでは出張買取が最もおすすめです。出張買取のメリット・デメリットは以下のとおりです。
出張買取のメリット
重くて運搬が難しい洗濯機を自分で運ぶ手間がかからない点が大きなメリットです。プロのスタッフが玄関や階段を養生して慎重に運び出してくれるため、自宅の壁や床を傷つけるリスクがありません。その場で査定額も決まり、即日現金化が可能なことも多いため、手軽さと安心感があります。
出張買取のデメリット
業者の訪問日時に合わせて自宅で立ち会う必要がある点がデメリットです。ごくまれですが、悪質な業者も存在します。「査定時に大幅減額された」「買取不可で引き取り料を請求された」といったトラブルもまれに発生します。事前に口コミ評価を確認したり、複数社で相見積もりを取ることでリスクを回避しましょう。
出張買取で売却する際は、無料査定や査定後のキャンセルOKなどができる業者を選びましょう。総合的に考えると、洗濯機の売却方法としては最も利便性が高く、多くの人におすすめできます。
店舗持ち込みのメリット・デメリット

リサイクルショップなどの店舗に直接持ち込んで売る方法もあります。店舗持ち込みのメリット・デメリットは以下のとおりです。
店舗持ち込みのメリット
最も大きなメリットは、自分のタイミングで査定・現金化が即日可能なため、すぐに現金が欲しい場合は便利です。店頭持ち込みは業者側の出張費や運搬の手間がない分、出張買取より査定額を高めになる場合もあります。
店舗持ち込みのデメリット
洗濯機を自力で運搬する負担が非常に大きい点がデメリットです。搬入搬出時に壁や床を傷つけたり、怪我をするリスクがあります。せっかく運び込んだのに「買取不可」となった場合、家に持ち帰らなければいけません。買取店舗が遠方の場合、ガソリン代や時間が余計にかかることもあります。
店舗持ち込みは、運搬手段や人手が確保でき、かつ商品の状態に自信がある人に適した方法です。事前に店舗へ問い合わせて相談し、買取不可などのリスクを避けるようにしましょう。
フリマ/オークションアプリのメリット・デメリット

メルカリやヤフオクなどのアプリを使った直接売却も可能です。フリマ/オークションアプリのメリット・デメリットは以下のとおりです。
フリマ/オークションアプリのメリット
自身で売却価格を決められるメリットがあります。業者を介さないため、相場以上の価格で売れるケースが多いです。購入希望者との交渉次第で、付属品欠品や状態などを踏まえた柔軟な価格設定が可能な点もメリットと言えます。10年落ちの洗濯機でも売れるケースがあるのもメリットです。
フリマ/オークションアプリのデメリット
個人間の取引であるため、業者との取引よりもトラブルが発生する可能性は高いです。洗濯機の配送を自身で手配する必要もあります。洗濯機は大型の荷物のため、配送料が高額になることが多いです。

洗濯機の発送にはおよそ5,000~10,000円ほどの送料がかかると考えてください。
配送中のトラブルや破損に対する責任も基本的に出品者が負うため、手軽な売却方法とは言えません。出品から売却までに時間がかかる可能性もあり、急ぎの現金化には不向きです。フリマアプリは、多少の手間がかかっても高く売りたい人、時間に余裕があり自己責任で取引ができる人に向いています。
洗濯機が売れない場合の処分方法

洗濯機が売れない場合の処分方法は以下のとおりです。
- 洗濯機は粗大ごみで出せない|家電リサイクル法の基本を解説
- 【処分方法①】新しい洗濯機購入時に販売店に引き取ってもらう
- 【処分方法②】リサイクル券を購入し指定引取場所へ持ち込む
- 【処分方法③】自治体の案内する家電回収業者に依頼する
- 【処分方法④】不用品回収業者を利用する
- 【処分方法⑤】無料で譲渡する★おすすめ★
洗濯機は粗大ごみで出せない|家電リサイクル法の基本を解説
買取不可となった洗濯機や買い手が見つからない洗濯機は、適切な方法で処分する必要があります。洗濯機は家電リサイクル法の対象品目であるため、自治体の粗大ごみとして収集は行われません。
家電リサイクル法とは
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなどの家電を処分するときに、リサイクル料金を支払って、決められた方法で回収してもらう必要があるというルールです。家電に使われている資源を有効活用するために、メーカーが回収・再利用する仕組みになっています。
適切な方法を選び、違法な不法投棄を避けて正しく処分を進めましょう。
【処分方法①】新しい洗濯機購入時に販売店に引き取ってもらう

新たな洗濯機を購入するときに古い洗濯機を販売店が引き取ってくれます。購入店が家電リサイクル料金と収集運搬料を代行して処分するため、利用者側の負担が最も少ない方法です。ただし新規購入時のサービスが一般的で、買い替え予定がない場合には利用できません。
【処分方法②】リサイクル券を購入し指定引取場所へ持ち込む
自分でリサイクル券(洗濯機の場合は約2,400円前後)を購入して、洗濯機を指定引取場所へ運搬して処分します。比較的費用を抑えることが可能な方法ですが、自力で運搬する手間がかかる点がデメリットです。
【処分方法③】自治体の案内する家電回収業者に依頼する

自治体に相談し、指定された家電リサイクル協力店や許可業者を紹介してもらう方法もあります。業者が自宅まで引き取りに来てくれるので、自分で運ぶ手間がありません。ただし、リサイクル料の他に収集運搬料がかかるため、費用はやや割高になることが多いです。
【処分方法④】不用品回収業者を利用する
買取業者や不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで引き取りに来て運び出してくれるので処分方法の中では手軽な部類です。しかし、リサイクル料相当の費用が必要になる上、無料を強調する無許可業者の中には不法投棄を行う悪質業者も存在します。自治体などが推薦する信頼できる許可業者を選びましょう。
» 国民生活センター「不用品サービスのトラブル」(外部サイト)
【処分方法⑤】無料で譲渡する★おすすめ★
まだ使用できるのに買取不可となった洗濯機は、知人や地域のリユース団体へ譲渡を検討することもおすすめです。ジモティーも有効で、0円で出品すれば運搬費用などの自腹の支払いが不要で洗濯機を処分できます。
洗濯機を売る前に知っておきたいよくある質問

洗濯機を売る前に知っておきたいよくある質問は以下のとおりです。
- 製造5年以上の洗濯機は売れない?|売れます
- ドラム式洗濯機の輸送用金具がない場合は?|売る方法はあります
- 買取前に水抜きは必要?|水抜きが必要な場合があります
製造5年以上の洗濯機は売れない?|売れます
製造後5年以上経過した洗濯機でも、絶対売れないわけではありません。しかし、洗濯機の買取市場では5年を超えると極端に査定額が下がったり買取対象外になるケースが多いのは事実です。

単身者向け小型機種は5年を過ぎた機種は中古需要がほぼ無くなります。査定がつかないことも覚悟しましょう。
5年以上経過しても買取可能なモデルは以下のとおりです。
- 容量が大きいファミリー向けモデル
- ドラム式洗濯機
- 高価格帯のハイエンド機種
上記のモデルは6~7年程度経過していても買い取ってくれる業者があります。買取可否は年数だけで決まるわけではありません。ポイントは「需要があるかどうか」です。古くても人気ブランドの洗濯機や、高性能モデルであれば中古ニーズがあり買取可能な場合があります。
洗濯機の修理用部品はメーカー側の保有期間は約6~7年であり、修理も難しくなるため中古業者も敬遠しがちです。

「製造から5年を超えたら売れにくく、10年近いとほぼ売れない」と考えてください。
いずれ洗濯機を売却しようとしている場合、製造年から4~5年目くらいまでに売却するようにしましょう。
ドラム式洗濯機の輸送用金具がない場合は?|売る方法はあります

輸送用金具が手元にないドラム式洗濯機でも、買取してもらえる方法はあります。ただし、査定額が減額されたり、場合によっては出張対応を断られて店頭持ち込みをお願いされるケースもあります。
ドラム式洗濯機を売るときは、売却前に輸送用金具があるか探してみましょう。購入時に外した輸送用金具はビニール袋に入れて洗濯機本体や取説と一緒に保管されていることが多いです。どうしても見つからない場合は、以下の方法で手に入れられる場合があります。
- メーカーに問い合わせて取り寄せ購入する
- Amazonなどで洗濯機の型番と固定用金具で検索して購入する
- フリマアプリなどで洗濯機の型番と固定用金具で検索して購入する
- Googleで洗濯機の型番と固定用金具で検索して探す
どうしても売却時までに用意できない場合は、事前に業者に申告しましょう。「輸送用金具無しですが買取可能でしょうか?」と伝えると、多くの場合「注意点了承」の上で査定対応してくれます。
引越業者などでは「輸送用金具無しでは運べません」と断られることがあります。しかし、買取業者の場合は洗濯機を毛布で固定する等の工夫で対応が可能です。査定額については減額は避けられませんが、絶対に売れないわけではないので安心してください。
買取前に水抜きは必要?|水抜きが必要な場合があります
水抜きが必要かどうかは、出張買取や無料査定にこられる業者に事前に確認してください。水抜きが必要であると言われた場合には、事前に水抜きをしてください。洗濯機は内部の洗濯槽やホース内に水が残っていることが多いです。水抜きせずに動かしたり運搬すると、途中で漏れ出して床などに水がこぼれてしまいます。
正しい水抜きの手順を簡単に紹介します。
①給水ホース内の水抜き
洗濯機に洗濯物が入っていないことを確認し、水道の蛇口(元栓)を閉めます。蛇口を閉めた状態で洗濯機の電源を入れ、標準コースで約1分間運転させてすぐ停止してください。1分間程度の運転で、給水ホース内に残っていた水はほぼ洗濯槽の中に落ちます。
②洗濯槽と排水ホースの水抜き
洗濯機を「脱水モード」に設定し、最も短い時間(数分程度)で脱水運転を行ってください。脱水が始まると洗濯槽内の水が排水ホースを通じて排水口へ流れ出ます。排水ホースから水が出なくなれば槽内の水はほぼ排出完了です。
③ホース類を取り外す
給水ホース・排水ホースを本体から取り外します。ホース内や接続部に水が残っていることもあるので、タオルなどで覆いながら外すと安全です。外したホースはしばらく傾けて残水を全部出しておきましょう。ドラム式の場合は糸くずフィルター部分にも水が溜まる構造なので、フィルター口を開けて水を排出します。
④仕上げの清掃をする
水抜きが終わったら、清掃も済ませておきましょう。きれいで水気の無い状態にしておけば査定員にも好印象です。可能なら本体を少し傾けて最終的な残り水を出し切ります。
水抜き方法は機種ごとに多少異なる場合もあるため、念のため取扱説明書の指示に従うと確実です。
まとめ|洗濯機は5年以内の売却がおすすめ

洗濯機を少しでも高く売却するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 製造から5年以内に売却する
- 屋内で使用する
- 付属品が揃えておく
売却方法には出張買取・店舗持ち込み・フリマ出品などがありますが、運搬の手間やトラブルが少ない出張買取が最もおすすめです。相見積もりを取って査定額を比較すれば、より高値での売却が期待できます。仮に売れない場合も、家電リサイクル法に基づいた適切な処分方法があるため安心です。

買取してもらえなかった洗濯機でも、ジモティーなどを使えば無料で引き取りにきてもらえることもあります。
いずれ買い替えようと思っている洗濯機は先延ばしせず、早めに査定に出すせば思わぬ高額査定につながることもあります。長年活用した洗濯機を現金化し、新しい洗濯機の購入資金を手に入れましょう。ぜひ今回の内容を参考に査定・売却に踏み出してみてください。